Ibanezのリペア まさにReborn!

長い間眠っていた、お客様思い出のIbanezのリペアをご紹介します。

よく見てください。指板、フレット、ピックアップの錆びや汚れ。ピックガードは劣化して欠損しています。
結晶の様な錆び

 

ピックアップを交換するため取り外そうとするとネジがボロボロ。
なんとかすべてはずしました。

電気系統をすべてはずしました。

今回は電気系はすべて新調します。PU,VOL,TONE,SW,OJ,配線材を新たに接続しました。

チューブを使って取り付けます。
特徴的なプレート。このあと磨きました。
フレットの「擦り合せ」をして指板のクリーニングをしました。
電気系がついて段々本来の美しさが戻ってきました。
ナットは今回そのまま生かし、溝を調整します。

新しいピックガードをとりつけました。

隅々まで磨き上げて・・・完成!

本来の美しさに、年月の重みが加わって重厚な印象によみがえりました!

堂々たる姿!

DOVERでは今年も皆さんに喜んでいただけるよう心をこめて努めてまいります。お待ちしております。

錆びたネジ

久しぶりにリペア関係のお話です。

ネジが錆びてドライバーが全く効かなくなったものをはずす様子をご覧ください。

この写真では手前の1つだけですが3つ全部でした。

まず、ボール盤を使って垂直にネジ自体に細い穴を掘ります。

ネジ本体の中に逆向きのネジ溝を掘るのです。
写真では違う位置ですけどご了承ください。

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バインディング修理

アコースティックギターのバインディングの修理の一例をご紹介します。本来でしたら、片側をすべて取り換えるのがベストですが今回は部分修理を行ったケースです。

ぶつけて欠けてしまった所にキラキラしたビーズを接着剤で貼り付けて装飾なされてました。まずそれを取りました。

瞬間接着剤?でしょうか、なかなか取れませんでした。

新しいバインディングを貼るためには完全に取らなければなりません。

最も内側からの白黒白黒はそのまま生かして、白黒白の順に貼っていきます。

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YAMAHA ブリッジの修正

70~80年代の国産AGにありがちなのですが、ネックの仕込み角度がないため弦高が異常に高くて大変弾きにくいギターがあります。 今回は分厚いブリッジを削って弦高を下げた一例です。

長年大切にされてきたギターです。
#写真1 弦高が5mmもあります。

これでは、なかなか弾けません。ネックの仕込み角度はほとんどなく、ネックをはずしてのリセットとなると大掛かりになり費用もかさみます。そこでブリッジを削ることにしました。

これは分厚い!

まずノミで丁寧にそぎ落とします。

塗装してあったので削ると木地がでてきました。

ヤスリなどでなめらかに整えたらサドルを差し込む溝(サドルスロット)を掘り直します。

サドルの溝を掘りました。

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ウクレレの修理

いよいよ夏本番です!

毎日暑いですね!

ウクレレのシーズンになり、修理も増えてきました。今回は二つの例をご紹介します。

まず最初はペグの交換です。従来のウクレレは「ストレートペグ」あるいは「フリクションペグ」と言われるもので、チューニングが狂いやすく、合わせるのも少し難しいものでした。そこで多くの方が「ギアペグ」に交換するようになりましたが、当初は正面から見るとペグボタンが横に張り出してケースに入らなかったり重くなったりしていました。いまでは「GOTOH」という会社からすべてを解決する良いペグが出ています。軽くて、見た目はほとんど変わらずにチューニングしやすく、狂いにくくなります。

ペグの穴を整えます。
上がはずしたペグ。ギアペグですがギアは見えません。

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TLの改造

TLのハムバッカーをシングルに変更しアッセンブリーを交換してノーマルに改造した例をご紹介します。

持ち込まれた状態。ハムバッカーです。
ピックガードやピックアップ、アッセンブリーを取りました。

ハムバッカーのキャビティーを加工する必要があります。まず、黒い導電塗料は接着剤が着かないのできれいに取らなければなりません。 “TLの改造” の続きを読む

YAMAHA BB Bass 改造

YAMAHA BB Bass のオーバーホール、ピックアップ交換、プリアンプのインストール(アクティブ化)、バッテリーボックスの取り付け等、DOVER(ドーバー)で行なった改造の例をご紹介します。

アマチュアの方の改造がなされてあり、ボリュームは本来の位置に直すことに。
修理前の姿。ボリュームの位置が「?」。PUも交換します。

ネックをはずしピックガードを取ってみると、彫刻刀によるザクリがされており、ネックもだいぶ反っていて、とても演奏できる状態ではありませんでした。

プリアンプを入れるためのキャビティーを掘り直します。

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ギターの調整

梅雨の季節になりました。気温の変化や湿気で、体調管理もたいへんです。

皆さんのギター・ベース・ウクレレは調子いかがですか?時々「調整ってしたことないです」とおっしゃる方がいます。ギターリペアは壊れた時や改造するときだけ修理に出すものと考えている方は案外多くいらっしゃいます。

楽器も木で出来ている以上まさに生き物のようなもので、絶対と言っていい程 時々の「調整」が必要です。「壊れているわけではないけど少し気になる所がある」と感じたら是非、DOVER(ドーバー)に調整にいらしてください。断然弾きやすくなりますよ。

弾きやすい楽器は楽しいものです。お待ちしております。

ネックのトラスロッドの限界

トラスロッドが限界になってしまったり、そもそもトラスロッドが入ってないネックが反ってしまったらどう直すのでしょうか?というご質問をよくされます。

「ネックアイロン」という専用の器具があります。熱とクランプによってじっくり時間をかけて直すのです。「熱なんて心配」と言う方もいらっしゃいますが、大丈夫です。ご心配いりません。専用のアイロンなので適温に保たれています。もちろんこれを使いこなすにはリペアマンの経験値が重要です!

ネックアイロンでネック矯正中!
ネックが下にあります。

 

クランプをかける力加減やスペーサーの位置、ネックの状態に合わせた温度設定や時間をどれぐらいかけるかなど考えるのは長年の経験がないと難しいところなのです。

また、ネックが反ったまま弾き続けているとフレットに問題が起きてくるので、ネックの反りが直った後、場合によってはさらに擦り合せが必要なケースもあります。

諦めていた方も是非 DOVER(ドーバー)へお持ちください。無料でお見積りします。お待ちしております。