ジプシースウィングギターのリペア

DOVERでのリペアの一例をご紹介します。

ジプシーギターのネックの裏のラッカー塗装が化学変化を起こしてしまい、ベタベタに溶けてしまった状態でした。一度化学変化してしまうと、元には戻らないうえにどんどん広がってしまいます。そうなると溶けてしまった塗装の部分を除去し、再塗装の必要があります。そこで今回は音質のことと、再度この様なことになる可能性を低くするためオイル塗装を選択しました。

溶けたラッカーを少しずつ丁寧に落とし、生地の状態に戻します。
(ベタベタの時の写真は撮り忘れました。)

高級ヴァイオリンに使用される天然顔料と塗装用オイルを元の色に合わせて調合しました。

”塗っては乾かし”を2、30回繰り返します。
完成!
画像左のヘッド部が元のラッカー塗装ですが違和感なく、つややかに仕上がりました。手になじむ感触で弾きやすくなりました。

ご自分のギターで弾きにくいなとお困りでしたら是非ご相談ください。